最終更新日 2025年7月9日
会社にとって出勤状況を把握する事は給与計算という点以外に於いてもとても大切です。
しっかりと出勤しているのか。
遅刻や早退はしていないのか。
もちろんそれだけで仕事の質の部分全てを把握する事は出来ませんが、出勤時間を知る事は出来ますので、一つの目安になるのは言うまでもありません。
ですのでタイムレコーダーの存在はとても貴重なものです。
タイムレコーダーがなければ勤怠状況を把握する事が出来ません。
勤怠状況だけで労働内容の全てを把握する事が出来ないのも事実ですが、勤怠状況が一つのベースになるのは言うまでもありませんし、タイムレコーダーで把握する事で、遅刻が多い人間や早退が多い人間、いつも定時で帰宅している人間や残業の多い人間を把握する事が出来るのです。
つまり、タイムレコーダーの数字から、従業員の健康管理まで行なう事が出来るとも言えます。
定時で帰宅している事が多い従業員であればそこまで心配する必要は出てこないですが、早出や残業ばかりの人間は睡眠時間をしっかりと摂取出来ているのかという疑問を抱く事も出来ます。
とても大変な状況にあると解れば、出勤を抑えさせる事も出来るものです。
このように、タイムレコーダーはただ単にどれだけ会社にいるのかを知らせてくれるものではなく、そこから様々な事を知らせてくれるものでもあるのです。
出社時間と退社時間を知るという事は、給与計算だけではなく、様々な事が見えてくるのです。
大企業であればあるほど、タイムレコーダーの記録から様々な事をチェックし、体調管理だけではなく、あまりにも出勤が詰まっているようですと有給の取得を促したり、反対に余力が残ってそうであれば仕事を増やしたりといったように、タイムレコーダーのデータを元に仕事そのものまで調整したりもしているのです。
このように、タイムレコーダーは会計業務を行なうためだけのものではなく、そこからいろいろな事を知らせてくれる貴重なアイテムなのです。