最終更新日 2025年7月9日
「ハンドクリームの正しい塗り方を知りたい」
「ハンドクリームの種類を知りたい」
「ハンドクリームの効果を知りたい」
乾燥する時期に手がかさかさになってしまったり、あかぎれになってしまったりする方は多いのではないでしょうか。
手や指は人の目につきやすい部位なので、手荒れを引き起こさないようにケアする必要があります。
手が荒れてしまう原因はさまざまあり、女性の方は特に家事をする際に水を使うことが多く、潤いがなくなり乾燥してしまいがちです。
また乾燥や紫外線などの外的要因でも手荒れの要因になります。
手がかさついているとささくれなども引き起こすようになり、爪が割れてしまうなど爪にもダメージを与えることもあります。
このような手荒れを防ぐことができるアイテムがハンドクリームになり、乾燥してしまった手を潤いのある手に導くことができます。
ハンドクリームとは
保湿クリームには顔用やボディ用などがありますが、手は常に外的要因にさらされている部位になり、保湿をしてもすぐにとれてしまうことも多いといった特徴があります。
ハンドクリームは、顔用やボディ用の保湿クリームとは違って、手の肌質を考慮して開発されているので手に特化しているものになります。
手の皮膚を健やかに保つことができる油分や保湿剤が含まれているので、手のトラブルに最適なアイテムです。
ハンドクリームの正しい塗り方
ハンドクリームの効果を最大限に引き出すには、正しい塗り方をすることが大切です。
量と塗り方に注意することが大切になり、手の乾燥がひどいからといってたくさんのクリームをするとべたつきの原因になり、その後の家事や作業に支障をきたしてしまうことがあります。
しかし少なすぎる量を塗布しても効果を発揮させることができないので、適量を使用することが理想です。
だいたい目安はチューブタイプのものなら、2cmから3cmが目安になり、缶タイプのものなら1.5cmから2cmほどが目安になります。
濃厚タイプのものの場合には、調節する必要があります。
手に塗布する前にクリームを手のひらで温める
効果的な塗り方は、手に塗布する前にクリームを手のひらで温めると良いです。
温めることでのびが良くなり、肌への浸透が良くなります。
クリームを手に塗る際には、適当に塗るのではなく、指の間や指先など細かい部分にまでしっかりとなじませることがポイントです。
指をマッサージするように塗り込んでいき、ささくれや爪のところまで丁寧に塗り込んでいき成分を浸透させていきます。
手のシワや関節部分のしわの間にも塗り込むようにすると良いです。
時間に余裕がある場合には、親指を使って指圧しながらマッサージするとリラックス効果も期待することができます。
手全体にクリームを行き渡せることができて、べたつきが気になる場合には、肘や膝など乾燥が目立つ箇所に伸ばすと肘や膝のケアも同時にすることができます。
就寝前にクリームを塗ってから手袋をすると就寝中の乾燥を防ぐことができるのでおすすめです。
ハンドクリームの種類
ハンドクリームにはさまざまな種類があるので目的に合わせてチョイスすることが大切になります。
主に保湿系・ビタミン系・尿素系に分けることができ、それぞれ特徴は違ってきます。
保湿系はセラミドやシアバター・ホホバオイルなど保湿成分を含んでいるものになり、皮膚に潤いを与えることができます。
手の乾燥が気になる方におすすめのクリームになります。
ビタミン系は皮膚の再生を促す作用があるビタミンB2やビタミンEなどが配合されています。
皮膚再生と血行を良くする働きがあるので、ひび割れやあかぎれを引き起こしている方におすすめになります。
尿素系は、高い保湿力と硬くなってしまった角質を柔らかくする作用があります。
手がごわついている方などに向いています。
ハンドクリームを使用する際の注意点
ハンドクリームを使用する際の注意点は、手に特化した保湿力が高いクリームになるので、顔など使用すると肌トラブルを引き起こす可能性があるので注意する必要があります。
美白成分など配合されているものも多いのですが、乾燥を改善させたい場合には、いろいろな成分が配合されているものではなく、余計なものが配合されていない手荒れに特化したものを選ぶようにすると良いです。
小さなお子様やペットがいる家庭の方は、うっかり舐めてしまうこともあるので、刺激の少ないクリームを選ぶようにする必要があります。
低刺激の製品には、無香料のものやオーガニック成分のみで作られたものなどがあるのでおすすめです。
まとめ
使用する頻度ですが、手は他の部位に比べて水にさらされることや、紫外線にさらされることが多いので、こまめに塗ることが大切になります。
だいたい1日3回から5回ほど使用することが望ましいです。
塗るタイミングも大切なポイントになり、寝る前や水仕事の前・乾燥が気になったときなどに使用すると効果的です。
水仕事をする前に塗っておくと、皮膚へのダメージを事前に防ぐことができます。
水仕事をする際には、クリームを塗ってからゴム手袋をはめると刺激から肌を守ることができます。
ハンドクリームを効果的に使用することで、手のトラブルを防ぐことができるようになります。
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