最終更新日 2025年7月9日
KRH株式会社は、昭和50年代半ばにクサビ式足場が登場して以来、より機能的で安全性の高い技術開発を追求してきた業界屈指の老舗企業です。
特に会社謹製の「Aタイプクサビ式足場システム」は現在の建築業界で使われる足場の主流となっており、最初は低建築用タイプから新型も次々に開発され、現在では中高層建築の方にまで製品が広がる様にもなりました。
ちなみに、クサビ式足場システムに関してKRH株式会社はトータルサポートも行っており、製造から架払工事にレンタルまでシステムを使う人の需要にあらゆる方向で応える事が可能となっています。
岐阜県にクサビ式足場システムの専用新工場を開く
その具体的な内訳ですが、まず、メーカーとしてのサポート技術の向上研究があげられます。
平成25年時点でKRH株式会社は、岐阜県にクサビ式足場システムの専用新工場を開きました。
最新設備により鋼材加工から製造のメッキ処理までを全てを一括で行える体制であり、高品質の製品管理体制を実現しています。
しかも、製品開発を行うのは、クサビ式足場の黎明期から活躍し続けてきたベテラン技術スタッフです。
現場に何が必要かという長年の経験とそれを可能にする最新技術の融合により、クライアントからの要望に迅速に応える新しい製品開発が可能となっている事は大きい強みと言えます。
他にも資材レンタルによるサポート体制も、しっかりシステム化されている事も見逃せません。
建築の世界では仮設資材はリユースが繰り返されるのが一般的ですので、利便性に高いレンタルシステムの有無はとても重要です。
勿論、ただ貸せれば良いという物ではありません。
レンタル品は長く使われれば経年劣化もする物ですが、それでも新品に匹敵する様な安全性と信頼性を持っている事が大前提となります。
1事故につき上限を10億円とするレンタル賠償保険にも加入
その問題をKRH株式会社は、経年仮設機材管理基準適用指定工場を作る事でクリアしました。
会社で扱う全仮設資材を、緊結部分やフック部分の金属疲労や腐食等に至るまで適正管理を行った上で出荷する様にしています。
それでも万が一の時に備えて、1事故につき上限を10億円とするレンタル賠償保険にも入っていますのでクライアントは安心してレンタルシステムを使えます。
当然、レンタル資材をどうやって扱うかという講習もしっかり行ってもらえますので、システムの使い方が分からない為の不具合が発生してしまう心配等もありません。
これ以外にも、架払工事によるサポート体制の充実ぶりも目を見張る物があります。
この会社はクサビ式足場システムを中高層建築への適用技術に進化させましたが、そこに至るまでは多くの積み重ねがありました。
クサビ式足場は当初は、木造の低層住宅専用の技術に思われていましたが、そんな時代の中、KRH株式会社は自主的な強度試験をした上で監督部署に必要書類を提出して個別許可を受けながら、実績を増やしていました。
その努力が最終的には社団法人仮設工業会による「クサビ緊結式足場の組立て及び使用に関する技術基準」へとまとまる事となり、厚労省建設安全対策室の推薦も受けるまでに至り、業界の標準基準にまで結実する事になります。
業界をリードする存在のKRH株式会社
これらの蓄積は、難度の高い現場に対する多くのサポート技術の開発にも繋がりましたので、クライアントが困っている時にはより迅速で適切に力を貸す事が出来ます。
現在は、よりローコスト且つハイクオリティな品質を提供してくれる会社という事で、業界をリードする程に至りました。
そして、サポート体制の最後の1つが工事委託によるサポートです。
現在低層~中高層建築の足場工事で、主流になっているのは枠組工事になりますが、客観的に検証するならば安全性や施工スピード、精度とコスト面のどの点を考えても大きいメリットが見込めるのはクサビ式足場の方になります。
この会社は、この事をより多くの人に知ってもらい、クサビ式足場をより社会に広めていくという事を目指していますので、クサビ式足場を会社から購入した事業者に対しては会社が長年かけて作ったネットワークを駆使しつつ多くの仕事の受注委託サポートも行っています。
これらの4つのサポートがあるという点で、KRH株式会社への依頼は大きいメリットがあると言えます。
ちなみに、会社への問い合わせ方法も簡単で公式HPへ行けば、問い合わせの為のプラットフォーム経由で簡単に依頼を出す事が可能ですし、資料請求についても同じく専用のプラットフォームがあります。
KRHの製品カタログもPDF形式で見やすくまとめてあり、HPから閲覧出来る様になっています。
施工事例も豊富に載っていますので、依頼をする時に参考資料にするというのも1つの選択肢と言えます。
岐阜を発祥とするKRHグループはクサビ式足場システムの元祖に当たる会社であり、だからこそ多くの潜在力を持っていると代表取締役の加藤博史氏と坂田史明氏はHP上で述べています。
まとめ
そして、同時に建設は1人の力で出来る事ではないからこそ会社全体で人との繋がりを大事にしているとも述べていますが、そんな理念が会社のあらゆる部分に垣間見る事が出来ます。
その辺りに共感出来るならば、KRHグループに依頼をしてみる事をおすすめします。